パリでアタフタ

パリ2日目・3日目編


朝7時半起床
ホテルの地下レストランで朝食、tune氏を仕事に送り出して
さぁついにワタシが独りで行動するときがやってきた

ガイドブックを見直し
やっぱりまずはルーヴル美術館に行かねばと決意
恐る恐る地下鉄を乗り継ぎ
到着駅構内では矢印看板のおかげで迷うことなく
駅を出たところがここ↓ 大きな広場でした

「コメディ・フランセーズ」という築300年の劇場

おや?ここでいいのかな?!
おもむろに振り向くと
どどーんとルーヴル美術館の建物!
なんや、こっちか(笑)


無事に到着したことで安堵感いっぱいのワタシ
意気揚々とルーヴルの細長い建物の内部に入っていくと
ガイドブックや映画「ダヴィンチ コード」で見た光景が広がった
ここぞルーヴル美術館の中庭♪

さて、美術館への入り口はどこかいな

中庭を囲む三方の建物が美術館なんだけど・・・
すべて半地階・1階・2階・3階まで美術館として拝観できる 広っ★

ガラスのピラミッドに行列の人々が吸い込まれていくが
皆、手にはチケットらしき小さな紙を持ってる
はて、チケット売り場がどこかにあるんか?!
再度ぐるりと一周してみるがそんな場所はない
見渡すと日本人らしき御婦人3名が写真撮影しているのを発見
よっしゃ、聞いてみよう

ワタシも1枚撮っていただきました

彼女らはあらかじめ観光案内所で

“美術館巡りパスポート”のようなものを購入してあるらしい
ココの地下でも買えるみたいよと教えてくださったのだが
明日以降行くつもりのベルサイユ宮殿などのチケットも先に購入しておけば
また迷うことないだろうと観光案内所へ行ってみることにした

地図を見るのが下手なのに一生懸命歩いて
到着した観光案内所
日本語のガイドもあるってガイドブックに書いてあるのに
そんなもの見あたらへんし
係りのお姉さんにがんばって聞いてみるが
ルーヴル美術館だけの当日入場券は販売してないって言う
もう泣きそう〜〜

仕方なく美術館に戻って
今度はセキュリティのようなお兄さんに聞いてみる
「アイ ウォント ア チケット」みたいな言い方で(爆)
そしたら「地下だよ」と簡単な返事
なんだ、行列に並んで地下に入ればいいのだ
行列はX線手荷物検査で立ち止まるからだった

緊張のあまり写真を撮り損ねましたが
エスカレータをおりた地下フロアはめちゃくちゃ広いんですよ
中庭噴水の一帯全部が地下フロアじゃないかって思うくらい

入館料8.5ユーロ
一日あっても全部の作品は見きれない
お目当ての作品をに的をしぼって・・・と考えていたけど
館内の案内板矢印に沿って歩くと重要な作品をさらっと
見て歩けるようになってた

サモトラケのニケ モナ・リザ(撮影不可) ミロのビーナス
好きなギリシア彫刻類 ハムラビ法典
ナポレオンの戴冠式等の有名絵画 などなど
 
入場に迷った1時間を取り戻そうと3時間近くゆっくり芸術に浸りました
満足したところで空腹を感じ
隣接するデパートの食堂フロアへおそるおそる入ってみる

様々なファストフード店が並び 席が何百席もあるような
広いフードフロアでした
その中でもオーダーしやすい店を選んで食べたものが
キッシュです
サラダはおまけ ジュース1本
10ユーロでおつりがきたので1000円ほどでしょうか
ドキドキの独りでの食事は無事終了


デパートの書籍売り場でルーヴルの日本語ガイドブック(8ユーロ)を
ダヴィンチコードを一緒に観た次女にお土産として購入
画材&手芸用品のお店があり、
“面白い文具”をお土産にと希望してた長女のために物色しましたが、
画材は日本でも手に入るものばかりで
手芸ものは高価なものが多い中、安価なものを少々購入
トールペイント絵の具や白木もありましたが知らないメーカーでした

出会った日本人観光客の御婦人方は
オルセー美術館へはしご とおっしゃっていましたが
買い物もできて満足したので、ホテルへ戻ることにしました

ホテル着16時ちょっと過ぎ はぅ〜〜疲れた
窓から通りを見ていると 前後の隙間無くびっしり駐車してある車の1台に
乗り込むおじさんを発見
まさか出るのか?!デジカメスタンバイで覗いていると
前後の車にぶつけながら何事もなかったように走り去っていった
マジ?!
フランス人って・・・
そういえば、市内に駐車場って全然ないよ
ワタシこんな所に住みたくない(@_@。



2時間ほどのんびり(昼寝)してたらtune氏が帰ってきました
ホテルの近くで夕食
ビュッフェタイプのお店を見つけ 何料理かわからない食事を済ませ
2日目終了〜



3日目
さぁ、今日はどこへ行きましょう

が、本日は生理痛はないものの辛い日です
トイレ事情の良いデパートに行くことにしました(笑)

高級ブランドも幅広く揃う 『プランタン』 
高島屋が入ってます
日本人向けガイドもあって親切、割引もあったりして便利だけど
ブランド品や化粧品には目もくれず 文具と日用雑貨のフロアへ(^_^;)
キッチン用品をお土産に少々購入

厳選された品揃え 『ギャラリー・ラファイエット』
こちらの化粧品フロアでは資○堂の新製品の売り込みに
拡声器を使っていました
ガイドブックにはお土産選びに最適と書かれてる「グルメ館」
レジ払いだったので仏語を話さなくて済んで楽でした
お土産にチョコなど、昼食にサンドイッチを購入
デパ地下みたいな所だから対面販売の方が美味しいのにねぇ〜意気地なしだよ(笑)

トイレに不自由することなく買い物ができて気分スッキリ
お昼を食べれるような公園が近くにないかなぁと
ガイドブックの地図をみると
紅茶の老舗『フォション』本店が目に入った
よっしゃ、紅茶は日本でも買えるけど行ってみよう

途中、仏では珍しいギリシャ様式のマドレーヌ教会がありました



『フォション』は向かい合って2店舗あり こちらは高級食材を置くマドレーヌ店
食事のできる優雅なサロンもあります
tune氏とフランスではぜひ美味しいスウィーツを食べようと話していたので
勇気を出してお菓子を買って帰ろう

スウィーツコーナーにいた店員さんは 年配で強面のマダム
一度はくじけて店外へ出てしまった(>_<)情けなや
やっぱり買わなきゃ! ドキドキしながら再度入店
目が合ったのでボンジュールと言ってみたらマダムの表情が豹変
品の良い笑顔で応えてくれた♪
一番安かった(1ヶ 3.5ユーロ)小さなケーキを2ヶ選んだケチな日本人に
マダムは優しく渡してくれた 嬉しかった〜!(泣)

観光本にも載ってたが フランス人は決して高慢でもなく怖くない
こちらがキチンと挨拶すればとびきりの笑顔で応えてくれる
困ってる人には親切にするのが常識なのだって
日本人も見習おうよ

結局、食事場所を見つけられなかったのでホテルへ帰った
18時頃、
tune氏から「エッフェル塔で待ち合わせしよう」と携帯電話に連絡が入りました
ちょっと独り歩きにも慣れてきたのですが
地下鉄駅で念のため路線図を確認していると
若い黒人の男性駅員さんが小走りに近寄ってきました
「何かお困りですか?」
親切がとても嬉しかったのですが、あれこれと説明するのも
彼の言葉を理解するのも面倒だったので 大丈夫だと断ってしまった
駅員さんありがとね

到着しましたエッフェル塔最寄り駅
無事、夫婦合流できまして記念撮影
公園を歩いてセーヌ川を渡るとエッフェル塔です


エッフェル塔は三つの展望台があり、上に行くほど料金が高い
せっかくだから最上階まで登ることにしました
ふたつのエレベーターを乗り継ぎします
合わせて4台のエレベーターが可動していましたが
混雑して並んでいたので1時間くらいかかったかな


右の写真はエッフェル塔の第2展望台から撮影したもの
○は、左の写真を撮影した場所です
公園ひとつもやっぱり広い スケールが違うねぇ
遠くに見えるビル郡はパリの郊外なんです
パリ中心部の建物にはいろいろな制限があるんですね


地上に下りてきたら陽も暮れてライトアップされていました
ホテルにはケーキが待っているので軽く食事できる店を探して歩き出すと
いきなり歓声が聞こえていました
夜20時 フラッシュライト点灯\(◎o◎)/!キレイじゃ〜!
この瞬間を塔で味わうために、入場者(特にアベック)が多かったのかも
10分ほどで普段の照明に戻りました


地下鉄乗り場までの間に見つけた パスタとピザのお店
イタリアのチェーン店のようでしたので本場のイタメシが味わえるぞ♪
大好きなカルボナーラを注文
量の多さには驚かなかったが、黒コショウがまったく入ってないのにビックリ!
値段のわりに物足りなさを感じた夕食でした
でもtune氏がオーダーしたトマト風味のパスタは美味しかったそうです

さぁお待ちかねのスウィーツのお時間
長さ13センチほど、太さ2センチ弱だけど何層も重ねてあるお菓子
tune氏がチョコ ワタシは木イチゴを頂きました

両方ともめっちゃ美味しかった〜〜(嬉泣)
 
3日目は特別おドジなこともしでかさずに無事終わりました
そして嬉しい知らせ
tune氏の仕事が予定より早く終わったので、明日はフリーになったそう
いよいよベルサイユ宮殿へ・・!
待ってて〜オスカル〜アンドレ〜〜♪